【レポート:3×3バスケットボール× 対話アート】

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3×3(3 人制バスケットボール)のプロ チーム『信州松本ダイナブラックス』(XYZ株式会社)とのコラボレーションイベントが、2023年11月3日に『まつもと市民祭』の中で行われました。

そこで車いすバスケットボールを体験した大学生、荒 谷崇矢さんによるレポートです。

私は車いすには乗ったことがなかったのですが、操作は単純で、わりとすぐに慣れ ることができました。

ただ、ボールを持つ と話は別で、ドリブルしながら車いすを操作することに関しては、今までしたことがな い動きで、とても難しかったです。

小学生の頃にバスケットボール部に所属 していたので、「もしかしたらいけるかも?」 と思っていましたが、車いすなしのバスケッ トボールとはまったくの別物のように感じました。

シュートも少し体験することができました。ふだんは膝を使ってシュートをするのですが、今回は車いす。

そううまくはいきません。

上半身しか使うことができないので、 飛距離がなかなか伸びず、苦労しました。

体験した短時間のうちに慣れるのは難し かったですが、車いすバスケットボールのプレーヤーの方は、車いすをなんら意識せずに、まるで体の一部のように扱っている のが印象的でした。

私も歩くときや走るとき に、意識して足を動かしているわけではあり ません。

そう考えると、今回の体験で車い すが少し身近なものに感じられました。

ふだん車いすに乗らない人が、スポーツ を通じて体験することは、障がいのある人 との接点ができる、コミュニケーションをと ることができるよい機会になることを体感しました。

貴重な機会を提供していただき、 ありがとうございました!

記事作成:荒谷崇矢(信州大学人文学部 2 年)

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