この度は私たちのクラウドファンディングページを覗いていただきありがとうございます。
私たち一般社団法人ナナイロは「障がいのある人とない人の接点を創る」をミッションに、2022年に設立した団体です。
今年も11月10日より2週間、「対話アート NAGANO WEEK 2024」を開催します。
私たちは2022年、2023年と「対話アートNAGANO WEEK」を松本市内の複数の施設や企業のご協力いただき、開催しました。
3回目の開催となる2024年は松本市、長野市、上田市、安曇野市、下諏訪町での展示を予定しています。
複数箇所で連携して実施する「対話アート NAGANO WEEK」の取組により多くの方々にご賛同いただき、サポーター、パートナーとなっていただきたくクラウドファンディングを立ち上げました。
「対話アート」とは何か、なぜ複数ヶ所で実施するのか、この機会にお伝えしたいと考えています。
長文となりますがお付き合いいただけますと幸いです。
対話アートNAGANO WEEK2024は長野県内5市町村、30ヶ所以上での展示!
今年の「対話アート NAGANO WEEK 2024」は11/10-11/23まで2週間開催する予定です。
開催地域は松本市内(20カ所)、長野市(2カ所)、上田市(5カ所)、安曇野市(1カ所)、下諏訪町(1カ所)での実施を予定しています。2週間、長野県内の各地域のパートナーと連動したアートプロジェクトになります。
松本市内で22ヶ所で展示、デジタルアートから身体表現まで
本企画に賛同いただいた事業者などのご協力を賜り、松本市内では、マツモトアートセンター、松本市中央図書館、スターバックス駅前MIDORI、松本市中央公民館(Mウィング)、八十二銀行松本営業部ギャラリー、松本イオンモール、JR松本駅、栞日、m4Gallery、陽氣茶房、ラボラトリオ、マウントデザートアイランドアイスクリーム、出居番丸西、cafe 144、かまくらや、翁堂 喫茶室、books電線の鳥、サパンジ、コーヒーラウンジ紫陽花、ティールームコイデ、飯田屋飴店、Storyhouse Cafe & Bar(予定)の20カ所以上で展示を行う予定です。
また9月22日から第一弾として「おしゃべりなオアシス2024@マツモトアートセンター」と題して、昨年本クラウドファンディングで改装したマツモトアートセンター1Fにて3ヶ月の長期展示を実施しています。
そして新しい表現として脳波を利用したインタラクティブなアートインスタレーション「Cord 2.0」においてデジタル領域の表現や身体表現を通して障がいのある人が障がいのない人と一緒に表現を楽しむワークショップ「身体表現×パフォーマンス」を行う予定です。
11/10にはキックオフイベントを予定しており、多様なパフォーマンスを予定しています。
ephyra(夏秋文彦∵中田真由美)による西駒郷の作家との音のコラボレーションやカミジョウミカ×塚田裕 Collaboration Artwork.「box 100」のインスタレーションを予定しています。
また実験的な取り組みとして、障がいのある人たちの表現を増やすために、サポートする体制を創ることを目指した、アートサポートするための方法や理論と技術を学べるワークショップを行います。
長野市、上田市、安曇野市、下諏訪町でも展示
現時点で長野市ではR-DEPOTやターミナル51、上田市ではリベルテ 「屯」と新棟ショップ、御菓子処千野、上田映劇、ふとんのたけうち、犀の角、hyvä sauna、安曇野市では無印良品 ツルヤ安曇野穂高店、下諏訪町ではUMI COFFEE & LAUNDRYで展示する予定です。
各地域で障がいのある人による表現を引き出したり、自らも表現を行っているキュレーターが、自身の切り取り方で企画展示を行う、多様なアートプロジェクトになりそうです。
対話アートは障がいのある人とない人の接点を創ることを目的に、アートを通じて街中にコラボレーションを創り出すインクルーシブアートのキュレーションプロジェクトです。
街中や店舗で多様なアート作品や表現が溢れることにより、社会に多様性の空気を創り出すことに賛同したアーティストや事業者、キュレーターがコラボレーションします。
多様な人が表現することができる社会は豊かだと思います。
対話アートでは必ずしも障がいのある人だけの作品に焦点を当てているわけではありません。
私たちは障がいのある人の作品と障がいのない人の作品をどちらも展示することにより、アートを通じたインクルージョン(個々が能力を発揮できる)社会のあり方に貢献したいと考えています。
既に各地で障がいのある人によるアートや多様なアートの形を模索しているプロジェクトがありました。
私たちは、そのような独立したプロジェクトと連携することにより、小さな声を大きな声にすることを目指しています。
過去の対話アートの様子
2022年に初めて開催し、昨年2023年は松本市内の9ヶ所でアート展示を行い約175,000人の方に見て頂きました。
クラウドファンディングのご支援をいただきマツモトアートセンター1Fにアトリエ&ギャラリーを作りました。
そこでは5ヶ月間のアート展示を行いました。
対話アートNAGANO WEEK 2022
対話アートNAGANO WEEK 2023
2022年は約62,800人、2023年は約175,100人の人に閲覧してただきました。
そして多くのメディアでご紹介いただきました。
過去の対話アートNAGANO WEEKでいただいた反応もご紹介します。
日本では障がい者と関わったことのない人が51.9%いるという調査データがあります。
ダイバーシティやインクルージョンが叫ばれる中で、多くの人たちが「障がい」に触れる機会がそもそもない、そこに本質的な課題があると考えています。
対話アートを主催する一般社団ナナイロは「障がいのある人とない人の接点を創る」というミッションを持ちながら、企画やイベント、ワークショップ、メディア運営を行なっています。
接点を創ることが、障がいのある人への理解や支援につながり、障がいを感じる人たちにとっての選択肢を増やすことになると考えているからです。
より社会の多様なグラデーションをアートやメディア、イベントを通して「見える化」することが、多様な個性に寛容な地域の空気を作ることにつながると考えています
私たちは「障がい」と感じるものには多くの可能性があります。
タイプライターやATM、SMS、メガネなど私たちの身近にある私たちの生活に欠かせないものは「障がい」ある人のニーズから生まれました。
「障がい」に社会がフォーカスすることは、コストではなく、経済的に合理性があります。
イノベーションは常にマイノリティから生まれてきました。
小さく思える声と向き合うときに、豊かさと生産し、イノベーティブな地域を醸成し、クリエイティブな人々を生み出す文化につながると考えています。
人は認知すれば「行動」することができます。
「今」は関係がないと思っている人たちにも、何かの接点を創りながら、「障がい」を知ってもらうこと、「小さな声」を伝えていくことは、より多くの人が「認知」し行動するために重要なプロセスだと考えます。
「対話アートを包括的なオープンソースにしたい」。
社会福祉における事業者(ビジネス)の役割がより重要になっていると考えています。
そしてアートが介在する意味は、この複雑化する社会をゆるやかにつなぐ糸のようなものだと思います。
私たちは事業体と社会福祉がより連携して、地域を支えるための文化を軌道に乗せることを目指しています。
小さく思える声を連動させることで、社会にそれは弱い力ではないこと、それらが地域に強い衝動とエネルギーを生産するエンパワーメント(人々、組織、コミュニティが自らの人生をコントロールする能力を獲得するプロセス)につながると思うからです。
パンデミックを経て、理想を現実化するための実社会の変化が加速していると感じます。
働き方の多様性や仕事だけではない生き方の選択、ユニバーサルデザイン、メディアリテラシーの向上、インクルーシブ教育の実践。
記号化され単純化された多様性ではなく、より複雑な社会、複雑な個人を複雑なまま受け入れられる寛容な空気を作り、多元的な社会を加速させるために何ができるのか?
対話アートでは若い人たちや街の皆さん、事業者、キュレーター、クリエイターと対話しながら、実現可能性を高めたいと思います。
2024年9月時点でのスケジュールとなります。(準備の進捗等により変更となる場合があります。)
対話アート「おしゃべりなオアシス2024」展示 2024年9月22日(日)〜12月22日(日)
対話アートNAGANO WEEK2024キックオフ 2024年11月10日(日)10:00〜16:00
対話アートNAGANO WEEK2024開催 2024年11月10日(日)〜23日(土)
クラウドファンディング期間 2024年10月10日(木)〜24日(日)
リターン配布開始 2025年2月下旬
実施方針と資金の使い道
本アート展では全体予算として555万円を見込んでおります。
補助金やサポーター企業からの支援を見込んでいますが、現状162万円程度、不足する見込みです。
この費用を充当するためのクラウドファンディングを実施したいと思っています。
本クラウドファンディングはAll-in方式(実行確約型)で実施します。目標金額である162万円に達しない場合にも、企画展示の実行およびご支援いただいた方へのリターン品の提供を行います。
本クラウドファンディングで集まった資金は下記に使わせていただきます。
アーティスト/キュレーター謝礼 76万円
広報費(ウェブ・チラシ・フリーペーパー制作費の一部) 30万円
グッズ作成費 22万円
スタッフ人件費 18万円
クラウドファンディング手数料 16万円(支援額×9%+税)
※費用内訳は162万円調達時の概算です。ご支援総額やご支援プランの数などにより変動します
お問い合わせ先
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