【レポート:対話アート2022】エクセラン高等学校×小川泰生さん

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授業シーンから

今回のアート展会場の1つ、『ギャラリーノイエ』の展示をエクセラン高等学校の学生たち(美術科コミュニケーションアート専攻)と小川泰生さんとで創り上げていった授業の様子をお届けします。

DAY1:作品と出合う

小川さんが13名の作品と作者を紹介。西駒郷で作者が創作する様子の録画も鑑賞しました。

作品を一つ一つ紹介しながら、小川さんが作者の人柄や作品が生まれた経緯などを説明していく。

ギャラリーノイエの模型を見ながら、展示のイメージを語り合う学生と小川さん。

この日は彫刻・工芸専攻の学生も参加。「これめちゃめちゃかっこいい!」「私もこんなふうに描きたい」

など、自由に素直な感想を伝え合う。

DAY2:推しを選び、展示イメージを考える

1回目の授業で「自分のアンテナに引っかかる作品を選んで、どのように展示したらおもしろいかを考えてきてください」という宿題が。各自の意見をもち寄り、展示イメージを具体化しました。

二回目 令和4年10月21日 前回の説明を踏まえて、何人もいる魅力的な作家さんたちの中から今回の展示を構成する方を選出させて頂きました。どの作家さんも素敵な作品ばかりで選出するのがとても難しかったです。展示方法や作品のグラデーションなどキュレーションも行いました。“文字”のような細かい作品から抽象的な激しいもの、立体作品など、どこに誰の作品を展示するかとても悩みましたが、最後は納得のいくものになりました。

学生の振り返りのまとめより

DAY3:展示する

アート展開始前日に会場「ギャラリーノイエ」にて、展示作業をしました。

今回参加した学生は3年生が2名と2年生が3名。チームワークで場を創り上げていった。

推しの作家の作品の中から、最終的にどの作品を選ぶかを話し合う3年生。

水平器で測定しながら作品を並べる。

左から蛭田さん、藤岡瞳さん、小川さん、若林未来さん、青木円花さん、河津莉子さん、平田紫音さん、教諭の林和輝さん。
ナナイロ
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