Category: FABB WOMEN

  • FABB WOMEN#09:中村弥生さん「みんなの『作りたい!』気持ちを叶える場所」

    ちびっこが走り回ったり、赤ちゃんの泣き声がするなか、ミシンに向かって自身の制作に没頭する参加者たち。月に5~6回、長野市内で開催される「ミシンカフェ」(NPO法人Mam’s Style主催)は、裁縫をしたい人が集って好きなものをつくる場です。 講師は、toitoi名義でハンドメイド作品の制作販売をしている中村弥生さん。 参加者は困ったときに「やよいさーん!!」と中村さんに気軽に声をかけ、アドバイスを受けています。 公民館で開かれるミシンカフェ   個人的な「趣味」から、みんなの「カフェ」へ 4月に入園を控えたお子さんのいるママたちが入園グッズづくりをする季節。 ミシンカフェは毎回定員いっぱい。赤ちゃんをおんぶしたママたちが、カタカタとミシンを動かしています。 「自宅だと、家事とか、他にもやることがたくさんあって、ミシンへ向かうのはどうしても後回しになってしまいます。日中忙しいママたちが、その時間を確保したくて来てくれますね」 もともと、ものづくりをするが好きだったという中村さん。 出産・子育てを機に、本格的に裁縫をするようになったそうです。 中村さんが友人と2人で制作しているお昼寝アート ママ仲間と一緒に、イベントで作品を販売したり、ママたちにマスクの作り方を教えたりする中で、現在のミシンカフェにつながっていきました。 「今の形は、自分では全然想像していなくて、求められることをしてきて今のミシンカフェになりました。準備も結構かかりますが、『作れて楽しかった』などと感想をもらうとうれしいです。完成すると私も達成感があります」 自然に広がる輪 ミシンカフェをはじめてもうじき丸2年。当初は参加者が少ない日が多かったそうです。 「1人も来ない日もありました。『今日は何をしようかな』と完全に自分の制作時間になってました。ここ最近、本当にいっぱいで。びっくりしています。4月から誰も来なくなったらどうしよう(笑)」 若いママだけでなく、友だちや知人のつながりで、幅広い年代の方が参加しています。 中村さんの分け隔てない気さくさが、ミシンカフェの居心地の良さを生んでいます。 「自分はどうすれば簡単に作れるかをわかっているから、つい楽なほうに流れてしまいます。でもミシンカフェに来てくれる人は、『これが作りたい』という出来上がり像をもって参加します。『こっちの方が簡単に作れるよ』とアドバイスしても、あえて難しいほうを選ぶ方もいます。手間がかかるかどうかじゃないんですよね」 本人の「作りたい」という気持ちに寄り添い、時には見本を試作している中村さん。 「自分だと避けてしまう手間のかかる作り方をする機会にもなるので、自分の成長にもなっています」 ミシンカフェへの思い 好きな布でオリジナルのものを作ることを楽しむミシンカフェの参加者たち。 裁縫が得意な人もそうでない人も、自宅ではとれない自分時間を過ごしています。 「天才肌でもない、アイディアもないし、告知も下手だし…」と終始控えめな中村さんでしたが、 「いつかは、自宅で毎日ミシンカフェをやりたいです」 と最後にぽつりと夢を語ってくれました。 一つのことに没頭し、やり遂げる心地よさを支えています。     ]]>

  • FABB WOMEN#08:長岡春美さん「休職中の時間を使ってやりたいことを実現。自分らしく働くとは?」

    薬剤師として精神疾患の患者さんに関わるお仕事をされていた長岡春美さん。 現在は、3歳になる息子さんを育てながら、薬剤師・心理学講師・心理療法家として働くお母さんです。 薬剤師の勤務とやりたかった心理療法家・心理学講師の仕事を両立させ、学びの時間も欠かさないという春美さんに、1日のスケジュールやその管理方法を聞きました 現在の仕事について −薬剤師として職場復帰をするだけでなく、カウンセリングを始めたキッカケは? 出産前に仕事をしていたときから、薬物療法だけではなく心理療法も必要だと強く感じていました。長男を出産し薬剤師の仕事を休職している間、これはチャンスだと思い、一年間かけて心理学を学ぶことにしたんです。 −休職中とはいえ、勉強と子育ての両立は大変ではなかったですか?   子どもを主人と主人の実家に預けて、東京へ月に一回通っていました。 学習に関しては、授業を録音しておいて隙間時間に繰り返し復習しました。 家で子どもと過ごしている時間や家事の時間、外遊びや散歩中など、意識すると結構時間が作れます。 頭に入れておきたいことは紙に書き出し、壁に貼って目に入れる。 読むべき本はオーディオブックで入手し、家事をしながら耳で読書を繰り返しました。  それでも自分ひとりでは限界があるので、「子育ては一人でやるもんじゃない」いうモットーのもと、当時から両方の家族にも沢山手伝ってもらっています。 スケジュール管理と生活のコツ −1⽇の流れ教えてください。 朝は6時半に起床、9時までに息子を幼稚園に送り届けて1日が始まります。 薬剤師として仕事がある日は、9時半~13時半まで薬局で勤務。14時~14時50分まで昼食をとりながら日課であるメルマガを発行し、15時に息子の幼稚園へお迎えに向かいます。 薬剤師の仕事が入っていない日は、送り届けた後10時~12時までが自分の時間です。 心理学講座の開催、カウンセリングやブログの更新などアウトプットをする時間に当てるほか、情報収集や心理学の勉強などインプットも欠かしません。 12時~昼食をとり、13時~メルマガの発行、お迎えまでに家事や掃除を済ませ、勤務している日同様15時にはお迎えに向かいます。 その後21時までは母として家事や育児を行い、寝かしつけた後の21時以降にまた家事やブログ更新、就寝はだいたい25時くらいです。 −毎日目一杯のシケジュール!心がけていることはありますか?  日常の全てに心理学を生かすこと、です。学んできた実践的なワークは、自分が生活のなかで試し記録し、効果を確認するようにしています。  例えば朝、子どもが愚図って出かけられない時にイライラすること、あるじゃないですか?その反応の仕方が変化するようにワークを使います。他にもイライラしてしまう場面で地道に繰り返していたら、子どもに対するイライラが全くなくなりました。  他の人とのコミュニケーションにおいても、その都度、違和感を感じたことを覚えておき、できるだけその日の夜にワークで解消するようにしています。  あとは、どうしても家族との時間が少なくなるので、コミュニケーションを丁寧にとるようにしています。子どもとはベタベタしてます。まだ小さいこともあり、スキンシップを沢山とっています。主人には常に感謝の心を忘れないように接しています。 家族で出かける時は、仕事を忘れて全力で楽しみます! 心理学の魅力を、これからもっと  心理学はすべての人の生活に役立ちます。 特に、無意識に働きかける実践的なワークは、必ずと言えるほど効果を実感できます。 ストレスマネジメントだけでなく、 「こうありたい、こうなりたい。」という理想の生活を叶えるためにぜひ知ってほしいなと感じます。 やりたいことにまっすぐ突き進む春美さん。 「今後もどんどん活躍の場を広げていきたい!」と希望を語ってくださいました。 ]]>

  • FABB WOMEN#07:滝澤美由紀さん「大切にしたいことを諦めない働き方」

    セラピストとして、上田市で自宅サロンを経営している滝澤美由紀さん。 高校生、中学生、小学生の3人のお子さんを育てながら、市内外で広くて活躍している滝澤さんに、その秘訣とお仕事に対する思いをお伺いしました。 自分の体験から自宅サロンのオープンを実現 滝澤さんがサロンを開いたのは2009年。 それまではフルタイムで病院勤務をしており、育児と仕事のバランスについて悩んでいたと言います。 産後10週からの仕事復帰。 自分の身体はもちろん、子どもたちが母親の愛情を一番欲しいであろうときに離れなければならない葛藤。 復帰した職場でも、同じように幼子を預けて仕事をし、育児と仕事に疲れきっている同僚たち。 患者さんよりスタッフのほうがぐったりしている現場をみて、「彼女たちを応援する側になりたい。自宅で仕事ができ、子ども達の帰りを迎えられる母親でいたい。」と思うようになりました。 葛藤を抱えながら続けていた仕事に転機が訪れたのは、第3子出産後でした。 「先輩保健師から紹介を受けてアロマエステを体験したところ、 今まで経験したことの無いスッキリ感を感じました。自宅で取り入れ頑張っている皆さんの応援をと考えていたものが実現できる。この出会いがきっかけです。」 「頑張るだけじゃダメ」を痛感   出会いからオープンまではあっという間だったと言います。 「お客様のニーズに応えたい。せっかく始めたのだから精一杯やりたい。」子ども達も小さいなか自分のことは後回しになり、その思いだけで夜間や休日まで施術の日々を送っていた美由紀さんの身体に異変が起きます。 冷え症やストレス性の円形脱毛です。 「施術者として、母として、これじゃダメだ。と思いました。そうはいっても受診をする暇もなく薬に頼らない方法を探したのが、2つ目の転機です。自然治癒力を高める方法を探していたところ、 Gravity Line Aligment(通称GLA)という施術に出会ったんです。」  現在サロンの人気メニューにもなっているGLAは、重力を味方につけて心身の調律をする関節調整とエネルギーワークを融合したメソッドです。 「私自身も辛かった過去、そして救われた経験があるから、自分の声にもっと耳をかたむける時間を実感してもらえたらと思っています。それまで緊張しすぎていた身体が心身共に軽くなったり、関節可動域が広がり動きが良くなったり、お客さまがパッと笑顔になってくださる瞬間が何より嬉しいです。」と美由紀さんは笑います。 生活の中心は家族、コミュニケーションがポイントに サロンの予約がある日は、家族を送り出してから家の掃除と落ちついた空間作り。 予約のお客様の施術やアロマ講座など、お客様のニーズに可能な限りお応えできるよう、試行錯誤は欠かせません。 「お客様を気持ちよく迎えるためにも、自分と家族を大切にすることは忘れません。アロマケアを生活に取り入れ、心と体のウォーミングアップをするようにしています。子どもたちの行事にも積極的に参加します。成長を見届けられるのは今だけ、親子で話す時間も大切にできるようになりました。」 サロンに予約のある日は、子どもの行事や習い事の送迎など夫に協力してもらうこともあるという美由紀さん。 感謝はきちんと言葉にして伝えることも、気持ちよく仕事に打ち込める秘訣だそうです。 ワクワクすることを諦めないで  子育て世代のママ達、日々たくさんの役割をこなし活躍している女性達。我慢・忍耐・根性、ついつい自分が後回しになり、自分も家族も厳しい場面がくり返されることに慣れっこになり。 「辛くてもやらなくちゃ、を変えようともがいていた気がします。楽しい嬉しいを基準に選択すること、自分の声にしっかりと耳をかたむけること、その大切さに、私は10年かかって気づきました。」 生活や子育てを簡単に便利にするグッズがありふれている今。 女性が活躍していくためにも、上手く使うことは悪いことではありません。 しかし弊害もある、と美由紀さんは言います。 「本来自分の体に備わっている元に戻る力を発揮させるだけで、健康で美しい心と体作りができること、サロンを通じて伝えていきたいと考えています。家庭や職場、地域で幸せの循環ができたら良いなあという思いは、当初から変わりません。嬉しい関わりが増えますよう、これからも楽しんで行こうと思います。」 柔らかい笑顔が魅力的な美由紀さん。 家族や周囲のために、自分を大切にできる女性が増えたらいいなと語ってくださいました。   ]]>

  • FABB WOMEN#06:阿部晃子さん「子育て中の今を大切にしたい」

    「無理しないでおうちでもやってみてね」「ツボがたくさんあるから、お耳さわってあげて」と、笑顔で参加者に声をかける阿部晃子さんは、長野市上高田の「シャレニーMEGAドン・キホーテ店」や若穂の「湯~ぱれあ」などで、わらべうたベビーマッサージの講座を開いています。阿部さんの子育てと仕事への思いを聞きました。 子育て仲間としてのネットワークづくり ――ベビーマッサージにはどんな良さがありますか? 抱っこしたり、赤ちゃんのお肌に触ることで、母と子の信頼関係づくりにつながります。それに、肌に刺激を与えることは、脳の発達にもよいことなんです。   ――なぜベビーマッサージを仕事に選んだのですか? もともと、自分が講座を受けたのがきっかけです。 自分の子どもが大きくなってきた今、赤ちゃんと触れ合うのが自分にとっての癒しの時間にもなっています。 ベビーマッサージを仕事にするのは、もちろん家計のためでもあります。対価としてお金を得ることで、養ってもらってるだけでなく、自分も家計を担っているんだという実感を持てることがうれしいです。 もう一つは、産後の母さんたちとつながることで、自分がやりたいことを叶えることにつながるかなと思っています。 赤ちゃんとの触れ合いが癒しの時間 ――やりたいことというと? 私は自然であるかどうか、自立につながるかどうか、という軸をもって子育てをしています。自分たちで身体のこと、食べ物のこと、環境のことなどを考える仲間づくりをして、地域で支え合うネットワークづくりを進めていきたいと思っています。 産後は特にそういったことへの意識が高まるときなので、集まってくださったお母さんたちに、少しずつですがマッサージ以外のお話もしています。 なかには、2回、3回と、リピートして参加してくださるお母さんもいて。LINEで「湿疹ができてしまったけどどうしたらいい?」などと、様々な相談を寄せてくれます。必要としてもらえることにやりがいを感じます。3人目の出産前までは看護師の仕事をしていたので、医療者だからできるアドバイスというのもありますが、それよりも同じように子育てをしている先輩ママとして、相談できる人でありたいですね。 新米ママの悩みに一つ一つ耳を傾けアドバイスする お金に代えられない子育ての時間 ――講師のお仕事のほかは、どんなお仕事をされていますか? 毎日、義父と農業をやっています。りんごや桃、梨などの果物のほか、自家用の米をつくっています。農業は、シーズン入りするとひたすら時間に追われて、休みなく作業に追われる毎日になります。 3人目の育休後、復帰せずに農業の手伝いをすることにしました。復帰後についての話し合いも職場のほうでしたのですが… 看護師時代は、子育てを中心に考えたくて、扶養の範囲内と決めて頑張っていました。 言われたことだけをこなそうと思って割り切って仕事に向き合っていたけど、いろいろな葛藤もあって、そこにいる意味がわからなくなったりもする日々でした。 職場復帰するかしないかの時期、お義父さんから夫に「農業を本格的に手伝ってほしい」という話がちょうど出ていて、「それなら私がやる」と、手伝いする決心をしました。   ――8歳、4歳、2歳の子育て中ということですが、ご家族はどう関わっていますか? 夫は食器洗いや洗濯物干しなど、割と家事をやってくれます。弁当作りも自分でやりますよ! いつも気持ちよくやってくれる…というわけにはいきませんが、「ありがとう!」と私が喜ぶと、「助かっただろ?」とうれしそうです。 子どもたちのことは、意識的に畑に連れてくるようにしています。遊びながら作業の手伝いをしてくれたりしますね。お兄ちゃんは、収穫後の田んぼのはぜ掛けや、桃の実の袋かけなど手伝ってくれます。りんご箱をひっくり返して、その上で宿題をやったりもします。 将来、大人になって自立していく中で、親の働く姿を見たり、自分で作業を体験する中で、職業を自分で決められる基盤を作ってやりたいと思っています。   ――阿部さんにとって“仕事”とは? やっぱり今は“子育て”だと思います。 子どもが手を離れるのはあっという間。今しかできないことがたくさんあります。 今の働き方だど、家計は苦しい。 でも、子どもの望むときにそばにいられて、じいちゃんの手助けもできる。 今の暮らし方はお金には代えられないし、そんな私のあり方を良しとしてくれる家族に支えられて、本当にありがたいことです。 長男のときは、初めての子で、イヤイヤ期が辛くて苦しくて、毎日怒っていて、離れたくて仕事を再開してしまいました。 長女のときは、生活のために1歳で職場復帰したので、1歳の頃のことが思い出せない。 今2歳の次男とは、生活が苦しくても納得するまで一緒にいたいと思っています。 子どもは、数ヶ月ですごく変化するので、1日1日が貴重です。一緒にいられる今を大事にしたいですね。 ]]>

  • FABB WOMEN#05:笹本由紀子さん「女性としていつまでも自分らしくいられるようにサポート」

    女性が女性らしい身体で健康に生きられるよう、骨盤の中心にある「仙骨」の調整を行うサロン「葡のか」を開いている笹本さんは骨盤トレーナー。 現代を生きる女性たちへの思いを熱く語ってくださいました。 笹本由紀子さん ――葡のかでは、どんなメニューを提供していますか? 身体の真ん中に位置する骨盤をケアしています。 骨盤とは「仙骨」を中心に両側にある寛骨で構成されています。 中心の仙骨を調整する施術をメインに、本来の骨格の位置を体感してもらっています。 骨盤は身体全体の状態を表現しているので、カウンセリングに時間をかけます。 どうすれば身体が良い状態でいられるか、姿勢のレクチャーやエクササイズの方法をお伝えしています。 また骨盤には心の状態も表れます。自分が自分を大切にするために、身体と心の声を聴いてほしい。 自分をよく知り、自分の気持ちに寄り添って生きる、自分らしく生きるためのサポートをしています。 葡のかの室内 全ての世代の女性たちに向けて ――どうして骨盤ケアをはじめたのですか? もともと、がっちり体型だった自分の見た目にコンプレックスがあって、美や健康には関心がありました。 ダイエットもしましたよ…食べなければ痩せると簡単に考えていて、身体のしくみを全然わかっていませんでした。 さらに、長女を妊娠中にすごく太ってしまって…むくみがあって、歩くのもつらくて苦しかった。 産後も思うように体重が減らずに悩みました。 折りしもちょうど骨盤ブームで、エクササイズをやってみたのが骨盤ケアとの最初の出会いです。 勉強していくうちに、妊娠前からの身体づくりの大切さを知って、それをできるだけ多くの女性にお伝えしたいと思いました。 産後の子育ては待ったなしですから。   ――女性のなかでも、子どもを産まない選択をする方がたくさんいらっしゃいます。 出産をするしないに限らず、自分らしく、美しく、健やかに生きていきたいのは誰しも同じです。 何歳まで健康に生きたいか…と考えたときに、この先どう身体が変化していくのかを知り、どうしたら元気に輝いて生きられるかを考えてほしいのです。 女性は、自分のことを何かと後回しにしがちですが、もっと自分をいたわってほしい。 疲れに対して、自分なりのリラックスの工夫をしてほしい。 自分のコンディションを把握することの大切さをすべての世代の女性たちに伝えていきたいですね。   ――身体に無理をさせている女性が多い? 変わってきた社会の中で女性の身体も変化しています。 昔はおひさまのリズムで生活していたのに、24時間体制で働いたり、生活が洋式化したりと、身体が変化せざるを得ない状況です。 今の社会を否定するわけではありませんが、その変化で失われたものを補うことが必要です。 それが身体の負担を受け止められるコンディションを整えることにつながります。 ふと鏡に映った自分の姿がおばあちゃんみたいだとショックですが、自分の姿がイケていたら気持ちが上がります。 それは姿勢の違いによるものですが、よい姿勢をとれる身体が健康の基本です。 身体が整いコンディションがいいと、心にも余裕ができますよね。 骨盤エクササイズの出張講座 骨盤ケアは生涯の仕事 ――今のお仕事の仕方は、笹本さんにとってどうですか? インストラクターになって9年、サロンをはじめて3年になります。 骨盤ケアは生涯の仕事、骨盤とともに生きていくと決めましたから(笑) 11歳、6歳、3歳の3人の女の子を育てていますが、仕事の両立もしやすく自分に合っています。 […]

  • FABB WOMEN#04:齋藤麻実さん「 悩めるママたちを応援したい!」

    出産後、職場復帰した体験から、「子育て中の女性を応援したい」と2015年にキャリアカウンセラー資格を取得した千曲市の齋藤麻実さん。7歳、5歳、3歳の子育て中のママでもあります。 仕事と家庭のバランスを考えて働き方を変えていった経験について聞きました。 ――キャリアカウンセラーとして、どういうお仕事をしていますか? 長野市にある専門学校「21ルネサンス学院」で行われる職業訓練の受講者に、これからの働き方の方向性を考えていただくお手伝いをするキャリアカウンセリングをしています。 ペース的には、1日4時間、週3~4日くらい。 私にとってはちょうどいいくらいです。 ちょこちょこ他の在宅ワークもしています。   時短勤務で感じた限界 ――今のお仕事を始める前は、一般企業の正社員で事務職をしていたそうですね? 育休をとった社員はそれまでいなくて私が初めてでしたが、仕事を辞めることは考えてなかったですね。 育休をとって職場復帰することで、後に続く女性社員が仕事を続けやすい空気をつくろうと思いました。 上2人の出産後は時短勤務をさせてもらいました。 特に、3人目の妊娠中はつわりが辛かったのですが、時短のおかげで乗り切りました。 ただ、時短だと会社が忙しいときも残業できないし、人の役に立てている感じがしなくて嫌でした。 「すみません」といつも謝りどおしで、出産前のように働けない自分を受け入れられませんでした。   時短で働く自分を受け入れられなかったという齋藤さん。 現在3歳になる3番目のお子さんが生後10ヶ月のときにフルタイムで職場復帰をしました。 ――時短とフルタイムとでは、毎日の生活がかなり変わりましたか? 単純に、生活が回りませんでしたね(笑) 仕事量と比例して仕事への責任も重くなって、頭の中が仕事でいっぱいになって止められなくなりました。 それが家庭にまで食い込んできてしまって…子どもたちに余裕を持って接することができなくなりました。 そうなってくると負のスパイラルです。 限界を感じて、復帰から1年半弱で退職して今に至ります。   働くママたちのモヤモヤを解消したい ――旦那さんは、どのようにサポートしてくれましたか? 保育園の送迎や寝かしつけなど頼めば何でもやってくれたのですが、私もいっぱいいっぱいで頼むしかない状況で無理をさせてしまったなと思います。   ――企業での事務職からキャリアカウンセラーにジョブチェンジしたのはどうしてですか? 3人目の育休中にキャリアカウンセラーの勉強をはじめました。 会社で初の育休取得者でもあり、県外出身なので身近に気軽に相談できる人もいなかったので、ずっと孤独感がありました。 仕事と家庭の両立で頭がいっぱいで抱えているモヤモヤを出せずに働き続けている私と同じようなママたちがたくさんいると思います。 私は、たまったモヤモヤをSNSで吐き出して、「大丈夫だよ」とリアクションしてもらうことで解消していましたが、そんな仲間づくりの場づくりをリアルな世界でやりたいと思ってはじめました。 働くママたちが悩むに向き合い自分を振り返る時間を持つことは大切なことだと思います。 将来なりたい自分の姿を具体的にイメージするのに役立つツール「ドリームマップ」をつくる講座を自宅で開催する齋藤さん(一番左) 自由な働き方で広がった世界 ――今は仕事と家庭のバランスはどうですか? 今年、長男が小学校に入学しましたが、集団登校や宿題などでつまづいてしまいました。 でも、必要なタイミングでスクールカウンセラーに相談したり、子どもの不安な気持ちに寄り添うことができたので、今は家でも学校でも落ち着いて過ごせています。 保育園児の弟や妹よりも先に下校してくるので、自分だけのママを堪能してうれしそうです(笑) 以前は正社員でないとダメだと思いこんでいましたが、時間に余裕ができていろいろな働き方をしている方と出会い、働くことへの考え方に広がりができました。 正社員時代と比べて、収入面の不安はありますが…仕事と家事と自分の時間のバランスがとれて、日々の満足度は上がりましたね。 ]]>

  • FABB WOMEN#03: 本庄みどりさん「好きなことで輝くママになる」

    家庭を優先しながら空いてる時間を活用したい。その気持ちは在宅ワークに関心がある方、皆さんに共通するものではないでしょうか。 現在、在宅でグラフィックデザインの仕事をこなす本庄みどりさんは、8才と4才の男の子2人を育てているお母さんです。 下のお子さんが1歳を過ぎてから始めたこの仕事も3年ほどが経ちます。 今回は本庄流の在宅でのワーク&ライフの楽しみ方を聞いてみました。   楽しさはやりがいになる 仕事が楽しいと、不思議と日常生活もいきいきと過ごせるものです。 Webを使ってチラシやロゴ等のデザインをしている本庄さんは、とても楽しんでお仕事をされています。 アイディアが浮かぶまでは毎回苦しくて大変だそうですが、それでも続ける理由は、作品が出来上がりお客様に喜んでもらえることが嬉しいから。 そして、デザインの仕事が好きだから楽しい、と思えるからだそうです。 変化の早い流行に乗り続けるためにもスキルアップは欠かせません。 外出先ではひらめきの参考になるものを探すなど、日ごろのちょっとしたことにも反応をし、勉強し続けていることもやりがいのある仕事に結びつく理由でしょう。   秘訣は時間の管理 本庄さんが作業に打ち込むのは朝9時から午後2時まで。下のお子さんが幼稚園から帰ってくるまでの空いている時間で、 作業だけでなく、日によってはお客様との打ち合わせも行います。 夕方は上のお子さんの宿題をみたり、習い事への送り迎えや夕飯を作るなど、母として主婦としての家事を一通りこなします。 あれもこれもと辛くならないコツは、適度に気を抜くことです。 家事をスムーズに進めるために、一つひとつの作業にかかる時間を把握し、効率良く動けるようメモ書きを活用しています。 そして仕事に関しては、納期に間に合わせるために時には子ども達が寝た後や早朝に仕事をすることもあるそうですが、基本的には早めに仕事が終わるようにあらかじめスケジュールを組んでしまうそうです。 自分の役割をおろそかにしない程度に気を抜きながら時間の管理をすることで、家庭と仕事のバランス良い充実した毎日を過ごしている様子が伺えます。   (画像参照:松本経済新聞)   5年後10年後の自分を想像する 在宅ワークを上手に生活の一部にしている本庄さんですが、在宅ワークを始めてから2年ほどは仕事の量が増えないことや収入につながらないことに悶々とする日々を送っていたそうです。 扉が開いたきっかけは、企業の方とお母さんたちが気軽に話せる場のイベントに参加したことでした。 そこでの人との出会いと様々な場所での交流の広がりが、今の順調な在宅ワークに繋がり始めました。   「5年後、10年後にどんな仕事をしていたいかをイメージすると、今、自分が何をしたら良いかが見えてくる」と本庄さんは言います。   本庄さんは積極的に講座やセミナーに参加をし、交流会では出会った方と自作の名刺交換をします。名刺には顔写真といっしょに、自分ができる仕事内容のアピールメッセージを載せています。 今は家にいながら楽しく仕事をされていますが、お子さんの成長に合わせ色々な条件が合うときがきたら在宅ワークだけにとらわれない働き方も視野にいれているそうです。 仕事の幅を広げるために勇気をもって第一歩を踏み出したこととアピール方法を工夫したことにより、今では知り合った方から直接仕事を頂くことや、紹介で仕事が舞い込んでくることが増えたということです。   インタビューを終えて 子どもとの距離も仕事との距離も、自分にとってのベストバランスを知っているのが本庄さんのすごいところです。それによって活き活きした毎日を過ごせている様子が伝わってきました。好きなことに夢中になることは人を輝かせるのですね。 工夫によっては自由に時間を使え、自分にも家族にも負担をかけずに取り組むことが出来る一つの働き方が在宅ワークのスタイルです。家庭のためか、自分のスキルアップのためなのか。なんのために在宅ワークを選んでいるのか、しっかりとした目的をもつことが、より楽しく在宅ワークを続けていける秘訣なのだと思いました。 ]]>

  • FABB WOMEN#02: 小口順子さん「好きなことだからこそ続けられる」

    将来子どもができた時になるべく一緒にいたいという思いからでした。   コーダーママへの道 仕事を続けながら勉強するのが難しかったので、仕事を辞めハローワークに登録しました。その時募集していたデザイン科コースに応募し、3か月間職業訓練を受けました。 その後も通信講座で6か月勉強し、更に独学でクリエイター試験上級のイラストレーター、フォトショップ、ウェブクリエイターの資格を取るなど準備を進めたということです。在宅ワークは急にお金が稼げるものではありませんが、地道に一つ一つじっくりこなしていくうちに少しずつ仕事が増えていき、それがやりがいに繋がります。 コーディングは細かい仕事です。デザイナーさんが指示した通りに正確に出来上がった時は達成感がありとても嬉しいものです。ママ在宅ワーカーさんのメリットの一つは、子どもが仕事をする親の姿を見ることができる点です。自分が頑張る姿を子どもに見せられるというのは親にとっても子どもにとっても大切なことだと小口さんは言います。 そのおかげか、息子さんが忙しそうにしているお母さんの姿を感じ取り、お手伝いをしてくれるようになったそうです。   また子どもが小さい時は二人きりの世界で、外界から取り残されたように思えてくるものですが、仕事をするようになって不安が解消され、仕事に集中することが日々のストレス解消になるほどです。     コーダーママの一日 小口さんは9時から4時までと夜12時から集中して仕事をします。こまめに休憩をとり、昼はきちんと一時間食事をしながらドラマなどを見てリフレッシュします。 オンとオフの切り替えは在宅ワーカーにとってとても大切なことです。熱中しすぎてあっという間に4時になり、慌ててお子さんの迎えに走る日もあれば、夜中に起きて朝まで仕事をする日もあり、睡眠時間が4時間になってしまうこともありますが、それでも好きなことだからこそ続けられるのです。 納期が迫った休日など、ご主人にお子さんを見てもらい締め切りに間に合わせることもあります。おかげで納期に遅れたことはないと小口さんは胸を張ります。   「今」から「これから」へ コーディングは基本的にチーム仕事です。チームでやっていると、それぞれが勉強してわかったことを伝え合うことで、いくつもの新しいことを共有でき、同じ苦労を共感できるようになります。今はチャンスをくれた人たちに恩返しをするため、講師の仕事なども幅広く受けています。 将来はもっと仲間を増やしてみんなで楽しく生き生きとやっていける環境を作りたいということです。   インタビューを終えて 「女性は結婚すると仕事だけに時間をかけられないものですが、できないことを数えるのではなくできることを見つけて自分のやり方を探してほしいですね。」という小口さんの言葉に、とても勇気づけられました。 そして、インターネットが発達したことにより在宅ワークという新しい選択肢が生まれ、子育てが女性の社会進出の妨げにならない時代になってきたことを感じました。これからは子育ても仕事もどちらも楽しむステキな女性がどんどん増えるのではないかとワクワクして取材を終えました。]]>

  • FABB WOMEN#01: 宮下ひかりさん「子どもや夫を『できない理由』にしない」

    fabulous【素晴らしい!】を強調)として独自にピックアップし、定期的にご紹介します。   長野市内在住。夫、長男(小1)、次男(1歳)の四人家族の宮下ひかりさん。 NPO法人マドレボニータ事務局として在宅で仕事をされています。他の社員は東京近郊にいるため、業務連絡などはメールで行い、打ち合せはスカイプを使っているそうです。   退職後、ブランクが1年しかないのに自信喪失 早稲田大学卒業後、長野県の民放放送局に就職しました。アナウンス部を希望していましたが総合職として入社しました。希望する部署ではなかったのですが、いくつかの部署を経験した後、ラジオ制作に携わったり、報道記者として現場に出ることもあり、充実した毎日を過ごしていました。 社内結婚後に夫の東京転勤が決まり、私は仕事を続けたかったので遠距離結婚生活を過ごしていました。妊娠を期に「出産後は専業主婦を楽しもう!」と心に決め、退職を選びました。退職と共に夫の赴任先に引っ越したのですが、知り合いがいなかったのでマドレボニータの産後教室やNECワーキングマザーサロンに参加してママ友を作りました。 ママ友と出かけたり、話をしている時間は楽しく過ごしました。 でも、ふと気が付いたんです。 「彼女たちは育休中。戻れる場所がある。でも私にはそれがない!」と。 放送局時代はそれなりに経験をさせてもらってはいましたが、手に職はないからつぶしが効かないんです。退職して1年しかたってないのに自分のキャリアの無さに愕然としました。 そのときに「働きたい!」という思いが生まれました。   女性が働きやすい環境 マドレボニータでは産後女性のためのヘルスケアプログラムを開発・普及活動を行っています。産後のカラダとココロのリアルを社会に伝えよう!というキャッチフレーズのもと、受講者を対象にアンケートを行い、産後における専門的なケアの必要性を広く社会に伝えるため、「産後白書」を制作しています。     子どもを保育園に預けて本格的に就職先を探しはじめた矢先の2011年3月に震災がありました。子どもを預けて電車に乗って仕事に行く・・・その時にもし震災が起きたら…そう考えると「子どものそばで働きたい」という思いが沸き上がりました。 このとき、2011年4月発行の産後白書2の制作に関わっていたことからマドレボニータ事務局スタッフとして働くようになりました。   「○○ちゃんママ」と呼ばれない自分のコミュニティがほしい マドレボニータは子どものいる女性が働きやすい考え方が沢山あります。 一番は在宅で仕事ができること。転勤族の妻としては、夫がどこに転勤しても仕事を続けられることは重要です。子どものいる女性スタッフが多いので、一人で仕事を抱えない考え方が根底にあるのは助かりました。ワークシェアをしていると子どもの急な発熱や行事があっても休みやすいです。 転勤族の妻は自分のケアができません。夫は職場、子どもは園や小学校など新しいコミュニティができます。妻は家族のサポートを優先してしまうので、自分のコミュニティを作ることは後回し。でも自分に仕事があれば新しいコミュニティができます。「○○ちゃんママ」からの卒業ができるんです。   母親は子育てに専念するべき!からの脱却 夫は同じ大学、同じ職場、同じように働いてきたので、稼げないと一人前じゃないと思っていました。稼げていないことにコンプレックスを感じて、「働きたい!」と。でも義母は「母親は子どものために生きるべし」という考えだったので、子どもを預けて働くなんて言語道断。とても言えるような状況ではありませんでした。 だから夫も、子どもが生まれたら子育ては母親がするものと考えていました。 マドレボニータと出会っていなかったらどうなっていたことか。マドレボニータの産後白書3の制作に関わりパートナーシップについて学ぶことができました。パートナーシップのあり方はカップルの数だけあります。夫婦の問題を語ることはタブーとされがちですが、語ることで「悩んでいるのは一人じゃない」ということが分かり、抱え込まないようになりました。   家族だからこそコミュニケーションが大事 子どもが年中になった頃には夫が変わったんです。家事を分担してくれるようになったり、時間が合えば保育園まで迎えに行ってくれたり、ちょっとしたことでも子育てに関わってもらえると嬉しいですね。 その頃から私の考えも変わってきました。 子ども・・・夫もそうですが、何を考えているのか、本当にわからないんです。相手を知るためにはコミュニケーションが大事だと気付きました。そのためには家族と一緒に過ごす時間を作りたい。 稼ぐことを諦めたわけではありませんが、今は、子どもとかかわる時間を大切にしています。よく「男の子は話をしない」と言われますが、長男は小学校のことをよく話してくれるんです。   子どもや夫を「できない理由」にしない 仕事を辞める時に「やめたくない」気持ちがあったので「逃げ出した」と思うときもありました。 いま考えれば、すぐに結論を出さず、自分の働きたいペースを柔軟に考える時間を作っても良かったなと思います。 妊娠中は体調もよく普段通りに働きたいと思っても仕事をセーブされることがありました。上司の配慮だとは思いますが、戦力外通告をされたようで疎外感を感じました。「私はこうしたい」「これならできます」と伝えることができなかったので居づらさを感じたのだと思います。   自分が「どうしたいか」考える いま、退職や転職を考えている方には、自分がどうしたいのかよく考えて、納得した選択をしてほしいです。やりたいことがあるのに、子どもがいるから…夫が転勤族だから…と言うのは、できない理由を探していることになります。できないことが増えると辛くなりますよね。お母さんがつらいと家族もつらくなります。 これからも家族が笑顔で過ごすために「自分はどうしたいのか」を考えて働いていこうと思います。   ある日のタイムスケジュール 時刻 すること 6:00 起床 7:30 長男登校(小学生) 8:30 次男登園(保育園) […]