プロに聞いた!未就学児のスタジオ撮影で失敗しないコツ

プロに聞いた!未就学児のスタジオ撮影で失敗しないコツ

お宮参りや七五三など、大事なお子さんの記念日、フォトスタジオで写真撮影される方も多いのではないでしょうか?

でも、せっかく予約したのに、当日子どもが泣いて嫌がったりしてしまったらどうしようと心配にもなりますよね。

そこで長野県松本市野溝にあります、お庭のある写真スタジオ「デュボンタン松本」のスタッフである嶋崎さんに、フォトスタジオでの小さい子どもの撮影を成功させる秘訣を聞いてきました。

[caption id="attachment_10728" align="alignnone" width="640"] 取材にご協力いただいた『デュボンタン松本』の嶋崎さん[/caption]

成功の鍵は時間帯にあり

――小さい子どもを連れてスタジオで撮影するのは大変そうだなと思っているのですが、うまく撮影してもらうコツはありますか?

島崎さん:お子様の年齢によりますが、3歳ぐらいまでの小さいお子さんですと、機嫌が良い時間帯があるかと思いますので、その時間帯に撮影することをおすすめしています。

どの時間帯が一番機嫌が良いかは、お母さんが一番よくわかっていらっしゃると思いますので、その子のベストの時間帯を予約していただければ、当日、その子のコンディションも良く、うまく撮影できると思います。

撮影を考えている方は、その子のベストの時間帯に予約を取っていただけるように、希望する日時の1か月前など、早めにご予約していただけるといいかなと思います。

――なるほど。七五三など、時期が決まっているイベントは、1か月以上前に予約したほうがいいでしょうか?

島崎さん:やはり七五三は秋が本番になりますので、早めのご予約がおすすめです。

また、当店では早撮りの場合、通常価格より撮影料がお得になっております。9月末までの撮影ですと、50%オフで撮影出来ます。

それから、秋はどうしても慌ただしくなってしまいますが、早撮りですと、ゆっくり撮影していただくことができます。そういったことからも、当店では早撮りをおすすめしています。

和装・洋装の両方を着るなら撮影日を変えよう

嶋崎さん:七五三の場合、当店のプランでは、お着物とドレス・タキシードの2着を選んで着ていただけます。

ですが、7歳ぐらいになるともう大丈夫なんですが、3歳や5歳のお子さんであれば、同じ日に2着両方を着て撮影となると、お子さんも疲れてしまい、機嫌が悪くなったりします。

ですので、この日はお着物で、タキシードやドレスと分けても追加料金無しで撮影出来ます。

―― 着替えを嫌がるお子さんも多いですから、それはいいですね!

[caption id="attachment_10741" align="alignnone" width="640"] たくさんの衣装の中から好きなものを選べます[/caption]

撮影前から子どもがリラックスできるよう準備しよう

――子どもの機嫌が悪いときはどうしたらいいですか?

嶋崎さん:お店に着いたときはご機嫌だったのに、お着替えが嫌で泣いてしまう子もいます。

そういった場合は、私服でも撮影できますので、撮影してもいいっていう服でお家から来ていただいて、少し慣れてから衣装に着替えるという流れもいいと思います。

――うちも、次男のお宮参りの撮影のときに、2歳だった長男が衣装に着替えるのを嫌がって、そのまま普段着で撮影という失敗がありました(笑)

嶋崎さん:あとは、その子のお気に入りのオモチャやお菓子を持ってきていただいたり、ご兄弟がいらっしゃる場合は、その子のお兄ちゃん、お姉ちゃんが一緒に来てくれると違いますね。

私たちスタッフもお子様と一緒に遊んだりするんですけど、小さい子供だと、やっぱり初めての場所で、怖いかと思いますので、ほかにパパだったりママだったり、お姉ちゃんだったりと、知っている顔が多いと、ちょっとずつリラックスして慣れてくることが多いです。

[caption id="attachment_10746" align="alignnone" width="640"] お天気のいい日はお庭で撮影することもできます[/caption]

親は子どもに合わせて臨機応変に見守るべし

嶋崎さん:お誕生日の記念撮影などであれば、お母さんたちに常に隣にいてもらうんですが、逆に七五三だと、ご家族の方が気になって撮れない場合もあって、そういうときはスタッフに任せていただいたほうが逆に自然な感じで撮れたりもします。

その子によって本当に違いますね。

――親は違う場所にいたほうがうまくいくこともあるということですね。

嶋崎さん:そうですね。ご家族の方に見られていると、気になっちゃったり、甘えちゃったりすることがあるので、七五三の場合は、そっと見守ってもらうほうがうまくいくことがあります。

まとめ

小さい子どものスタジオ撮影のコツは次の5つでした。

・子どもの機嫌の良い時間帯を見極め、その時間帯での撮影を早めに予約する
・衣装を2着以上着せる場合は、撮影日を分ける
・着替えを嫌がりそうな場合は、撮影されてもいい私服を着ていく
・兄弟がいれば一緒に撮影しよう
・好きなおやつやオモチャを忘れずに

そして、スタジオのスタッフの方がは子どもの撮影のプロ。「任せてください!」とのことでしたので、困っていることや気になることがあれば、気軽に相談してみましょう。

せっかくのお子さんの大事な記念日、ぜひスタジオで撮影してみてはいかがでしょうか。

 

お庭のある写真スタジオ「デュボンタン 松本」について

 

今回取材に協力してくれたのは、『デュボンタン 松本』のスタッフ・嶋崎さん。2017年1月にグランドオープンしたばかりで、イングリッシュガーデン風の素敵なお庭のあるおしゃれなフォトスタジオです。

住所:長野県松本市野溝西3-5-87
TEL:0120-825-753
e-mail:matsumoto@photo-st21.co.jp
営業時間:9:00〜18:00
定休日:毎週火曜日・第1第3第5水曜日
HP:http://www.photo-st21.co.jp/studio/kids/shop_matsumoto.html

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